狩場は山になるわけですが、基本的に誰かの土地です。
自分自身が保有する山なら問題なく狩猟できますが、山なんて保有している方が稀だと思います。
あの山良さそうだと思っているところは他の狩猟者がいたりもします。
バッティングしてしまっても法的には問題ないのですが、事故の原因にもなりますし、先にいた狩猟者とトラブルにもなりかねません。禁猟区でなければどこでも良いという訳ではありません。
学校や子供が多い場所での罠猟も事故に繋がりかねないので、オススメしません。
知り合いに聞いてみる
まずは自分自身の知り合いに猪などの害獣被害がないか聞いてみると良いでしょう。
被害があるところは獲ってほしいと言いますので、そこから徐々にエリアを広げていく作戦です。
狩場が一つできれば、山に入ったりするときに地域住人と話す機会があったりします。
そういう地域の方は大体害獣被害の経験があるので、狩猟に好意的です。自分のとこも獲ってほしいと依頼してくれたりします。
仮に狩場の確保に繋がらなくても、あの辺は~さんが狩猟やってるよ!といった情報をもらえることもあります。
農家さんを訪ねてみる
次に農家さんを訪ねてみることです。農家さんはほとんどと言っていいほど害獣被害に悩まされています。
農家さん自身が狩猟しない限りは前向きに狩場提供してもらえると思います。
ただ、急に訪問することになるので、はじめは当然不審者扱いされます。1回で狩場提供してもらうというものではなく、信頼関係がある程度できるまで複数回訪問するぐらいの心構えでいたほうがよいと思います。
または、ボランティアや単発ワークで農作業をお手伝いする手もあります。
まとめ
狩場の確保は知り合いからはじまり、山に近しい人を訪ねることです。
ほかの狩猟者がいることもありますが、農家さんをすべてフォローできている地域は稀だと思いますので、根気強く探すしかありません。
囲いや整備をしていない山に立ち入っても大きな問題にはならないそうですが、勝手に他人の土地に入るのはなにかトラブルになる可能性がありますので、近隣の地主さんに許可をもらって入るようにすることをオススメします。