狩猟の始め方

狩猟の始め方 狩猟のはじめ方

狩猟を始めるには免許が必要となります。流れとしては

  • 狩猟免許を取得
  • 狩猟者登録をする
  • 狩猟開始

このような流れとなっています。

狩猟免許を取得しよう

狩猟免許は全部で4種類。

  • 網猟免許…おもに鳥類の捕獲
  • わな猟免許…おもに獣類の捕獲
  • 第一種銃猟免許…どちらも捕獲可
  • 第二種銃猟免許…どちらも捕獲可

免許の種類で狩猟で使える道具や、狩猟できる野生動物に差があります。

毎年、狩猟免許試験が実施されていますので、お住まいの都道府県のホームページなどを確認してください。

狩猟免許は住民票のある都道府県でのみ受験することができます。

受験前に講習が実施されていることがほとんどです。都道府県が委託した地元猟友会による講習で、この講習会に参加しないと合格させないと言う方もいたので、参加することをおすすめします。このときに試験に出る、狩猟に関する書籍(狩猟読本)と過去問題集を購入することができます。

会場によっては書籍が足りないこともありますが…(実際に私は過去問題集の在庫がなく購入できなかった)、狩猟読本を熟読していれば合格できると思います。

実技もありますので、講習に参加して実技対策もしっかりしておいたほうが合格への近道です。

受験する免許で猟具に関する問題が変わります。法令に関する問題は共通です。

おそらく、狩猟する個体と、どのような方法で狩猟するかは各々イメージがあると思いますので、必要な免許を取得しましょう。

狩猟者登録をしよう

狩猟免許を取得し、実際に狩猟を始めるためには狩猟者登録をしなければなりません。

免許があるからといって、いつでも好きなときに狩猟できるわけではありません。

狩猟には猟期、狩猟期間が設定されており、有害鳥獣駆除隊でなければ基本的に猟期にのみ狩猟を行うことができます。

狩猟を行うには、狩猟する都道府県毎に狩猟者登録をする必要があります。

もし猟友会に所属しているなら猟友会を通じて登録することができます。

そうでない場合、自分で登録申請しなければなりません。そのときに必要な要件が、お金に関する部分。

自己資産が3000万以上あるか、なければ事故があった場合の保険が必要となります。

個人で入れるハンター保険はものすごく少ないのです。私の場合、わな猟のみで、三井住友海上の保険で対応することができましたが、代理店の方は初め困惑しておりました。

年間5500円ほどで安いのですが、代理店次第な部分はあります。

保険さえ用意できれば、狩猟者登録は簡単です。各都道府県のホームページに狩猟者登録の手順があると思いますので確認してください。

都道府県によって必要書類が少し違うようですので注意してください。私が県外に狩猟者登録をする際、再交付された狩猟免許を提出しなければならなかったため、わざわざ管轄の役所まで狩猟免許を再交付しにいったことがあります。

狩猟開始!

免許を取得し、狩猟者登録をしてようやく狩猟をすることができます。

ただ狩猟するにしても道具が必要になります。狩猟免許合格後に、猟期まで時間があると思いますので、この間に準備しておきたいところ。

網やわなはまだ準備しやすいですが、銃は警察の管理下であり、非常に危険なものなので厳しいです。狩猟免許だけではなく、銃所持許可が必要となります。銃の所持までには時間がかかるので、狩猟免許と並行して準備を始めることをおすすめします。銃の管轄は警察ですので、最寄りの警察署で一度相談されてみてください。念のため、服装や言動には注意しておいたほうが良いです。

猟具に関しては他の記事にて紹介します。

ここまでが狩猟を始めるまでの流れとなります。鳥類はまだ危険度は少ないですが、野生の熊や猪は危険なので、山に入るときは安全に気を付けてください。先輩や師匠を見つけて、教えてもらいながらはじめることをおすすめします。

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